課題解決事例

アルマイト処理後に研磨するための寸法を確保

お客様の課題
アルマイト処理後の製品に研磨加工が必要な仕事が発生した。作業者がどれくらいアルマイトをどのくらい研磨したかを把握する方法はあるか?
課題解決のポイント
このケースでは、硬質アルマイト処理を応用することを提案いたしました。まず5052材の板材に60μmの硬質黒アルマイト処理を行います。アルマイトの染料が入る部分は一般的に膜厚の3分の1程度とされているため、研磨した際に素地が見えた所が20μm程度となり、おおよその研磨量を把握できます。 アルマイト後の皮膜はとても薄いため一般的には研磨を行わない方が無難とされています。
行った処理
硬質アルマイトの応用により、研磨した量が概ね把握できるようになりました。 当社では今回のケースのような膜厚に関するご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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