アルマイト処理

当社アルマイト技術の特徴

  • 当社アルマイト技術の特徴

    全自動のアルマイト処理ラインで膜厚・硬度の管理をしているため処理条件の変動が少ない。

  • 当社アルマイト技術の特徴

    複雑形状品は手作業ラインで対応可能

  • 当社アルマイト技術の特徴

    他社で処理した製品も剥離再処理が可能

  • 当社アルマイト技術の特徴

    全自動ラインと手作業ラインの組み合わせで試作・小ロット、短納期対応に柔軟対応

  • 当社アルマイト技術の特徴

    ほぼすべてのアルミ材質に処理が可能

  • 当社アルマイト技術の特徴

    ダイカスト製品や鋳物へのアルマイトも可能

全自動ライン

コンピュータ管理の自動ラインで、処理条件の変動が少なく、膜厚、硬度の繊細な管理が可能です。

全自動アルマイト処理ライン

手作業ライン

全自動では対応できない複雑形状品や小ロットの製品は手作業にて処理いたします。

手動アルマイト処理ライン
お客様の課題解決事例
お客様の課題解決事例

お客様の課題解決事例

複雑形状品へ手作業ラインで均一な膜厚

お客様の課題
光学製品に使う部品の内部構造が螺旋状になっており、内部まで艶消し処理がかからない部分が発生したことで光の乱反射がおこる。
課題解決のポイント
全自動の機械では対応できない調整を手作業ラインにて行いました。
製品内部の複雑形状品にも均一な膜厚のアルマイト処理を行うことができ、不良を解消しました。

アルマイト処理の仕様

対応素材 A1000系 A2000系 A5000系 A6000系 A7000系 ダイカスト製品 鋳物
ワーク最大寸法(自動機) W1500 × L700 × H150 (たたみ1畳分程度)
ワーク最大寸法(手動処理タンク) W300 × L400 × H10 (板材参照)
その他サイズについてはご相談ください。

アルマイトの皮膜には無数の穴が開いており、汚染や腐食を防ぐためにはこの穴を塞ぐ必要があります。(これを封孔処理と呼びます)春日井アルマイト工業では3つの方式を採用しております。

  • 1.加圧封孔は、水蒸気のみを使用する封孔方法なので、金属イオンを嫌う半導体関連部品や医療機器、食品衛生関係などデリケートなアルミ製品にも適しています。化学薬品を使わないため環境にも優しい封孔方法です。また、加圧封孔後に部分的に追加工した部品に別の処理(別の色)を行う「二次アルマイト」も可能です。
  • 2.薬品封孔は、広く一般的に使われており、金属塩(主にニッケル)を含む、市販の薬剤を用いるため安価に処理できる封孔法です。特に、黒アルマイトなど、カラー製品の染色品に適しております。
  • 3.沸騰水封孔は、沸騰した純水中に浸漬するシンプルな封孔法です。薬剤を使わず安価に早くアルマイト処理をしたい場合に用います。ただし、封孔力が弱く汚染されやすいデメリットがあります。

※その他、希望に応じて、封孔していない「未封孔品」としての出荷もできます。

硬質潤滑アルマイト(タフラム処理相当品)の仕様

対応素材 A1000系 A2000系 A5000系 A6000系
A7000系 A8000系 ダイカスト製品 鋳物
ワーク最大寸法 W00 × L00 × H00 (たたみ1畳分程度)

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